米粉の魅力
グルテンフリー
グルテンは混ぜすぎると粘りがでて生地を固くしてしまう性質がありますが、
米粉はグルテンを含まないため、粘りが出にくいので気軽に混ぜればOK。
近年、健康志向の高まりから、グルテンフリー食品が注目されています。
グルテンとは
小麦などに含まれるタンパク質の一種。
グルテンは主に「グリアジン」と「グルテニン」という2つのタンパク質で構成されていて、水と結合し、こねることでパンやパスタのもちもち感や粘弾性のある生地を作り上げます。

吸油率が低い
米粉は小麦粉に比べて油の吸収率が低いため、揚げ物に使用した場合、カロリーを抑えることができます。

バランスのよいアミノ酸
米粉に含まれるたんぱく質は、アミノ酸バランスがよく、
アミノ酸スコアは原料である小麦が41、米が65とになっています。(*1)
※アミノ酸スコアとは体内で合成できない9種類の必須アミノ酸がバランス良く含まれているかを数値化したもの
<参考文献>
※1「米粉をめぐる現状について」農林水産省(令和6年)より

手間が少ない
- 米粉は粒子が細かくダマになりにくいのでふるわなくてOK!
- 米粉はグルテンを含まないため小麦粉と比べて、調理器具にこびりつきにくく、水で簡単に洗い流せることが多いので、洗い物がラク!※油脂などの他の材料と一緒の場合は影響を受け、調理器具にこびりつく場合があります。
- 小麦粉を使ったお菓子はグルテンを落ち着かせるために生地を休ませる場合がありますが、米粉は休ませる時間は必要ありません!※作業性をよくするために冷蔵庫で冷やす場合があります。
日々の料理に使える!
小麦粉の料理レシピを米粉に置き換える場合、基本的には同じ量を使うことができますが
水分を吸収しやすいため、レシピによっては水分量の調整が必要になります。
性質
米粉はでんぷんを多く含み、でんぷんは水と一緒に加熱することで水分を含んだやわらかい「αでんぷん」へと変化し、
冷めるとβ化(老化)して食感が悪くなりますが、再加熱するとまたα化する性質があります。
ご飯を炊いた後、乾燥したり冷えると固くなるように、お米を粉にして出来ている米粉のお菓子やパンもとても乾燥に弱いので、
焼き上がったパンやお菓子は、乾燥を防ぐためにラップや密閉容器に入れて保存し、固くなった場合は、
電子レンジで軽く温めてからお召し上がりください。

食感&仕上がり
もちもちとした食感でパンやお菓子、麺類など、さまざまな料理に使えます。 米粉は小麦粉よりも粒子が細かいため、生地がなめらかになりやすく、きめ細かい、 しっとりとした軽い仕上がりになるお菓子が多いのが特徴です。

基本のレシピ比べてみました
【食感の違い】
シフォンケーキ&スポンジケーキ
米粉
小麦

米粉の魅力を楽しめるレシピ
※共立食品の「米の粉」を使用した場合のレシピになります。米粉はメーカーにより状態の違いが大きく、米粉の種類により仕上がりが異なりますので、こちらで掲載のレシピを利用する場合は、必ず共立食品の「米の粉」をご使用いただきますようよろしくお願いいたします。

この特集がいいと思ったら
ハートを押してね!
「レシピ紹介」カテゴリの特集一覧
RELATED FEATURE
片栗粉の代わりに