「アプリコット」と言われるより、「あんず」の名前の方がピンとくる方が多いと思います。あんず=アプリコットと中々連想しづらいかもしれません。お祭りの屋台で食べる”あんず飴”や、関東の方には懐かしい”あんずボー”。アプリコットは奈良時代には日本に伝わっており、日本人になじみのあるフルーツの一種です。今回は、名前と顔が一致
しない(?)アプリコットを皆様の食卓
にぜひお届けしたく、ご紹介します。
- アプリコットの木:バラ科サクラ属の落葉小高木
- 開花:3月下旬~4月
- 収穫:
春に、桜よりもやや早く淡紅の花を咲かせ、初夏にウメによく似た実を付けます。その花の美しさは花見になるほどです。自家受粉では品質の良い結実をしないために、他品種の混植が必要で、時には人工授粉も行われる事があります。収穫期は6月下旬から7月中旬で、一つの品種は10日程度で収穫が終了します。 - 生産国:
アメリカ(主にカリフォルニア州)、中国、トルコ - 特徴:
ミネラル類が豊富なアプリコットには、高血圧を予防し、体内の余分な水分を排出する手助けをする「カリウム」が豊富に含まれており、むくみ対策にもなります。また赤血球の生成に関わると言われる「銅」、貧血予防に欠かせない「鉄」も含みます。抗酸化作用のある「βカロテン」、便秘予防につながる「食物繊維」も豊富で女性に優しいドライフルーツです。

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- 30分ほど水切した絹ごし豆腐に白味噌、白ごま(擦ってあるもの)、刻んだアプリコットを合わせて半日冷蔵庫に置く。
- 茹でたホウレン草を3㎝程度の大きさに切り①に合わせる。
- 煮切り味醂と薄口醤油で味を調えて完成。